今回はネットとグロスとマージンの違いを解説します!
きちんと理解していないと、取引先や上司との認識の齟齬が生まれてしてま大損害を被ることも。。
ちゃんと理解してドヤ顔で使い分けましょう!

 

この記事をご覧くださったすべての人にとって有益な情報となりますように。

ネット・グロス・マージンの違い

ネット(net)

これは純量と言う意味で、マーケティング業界では「純粋な広告費」を指します。
媒体を利用するのにかかる原価のことです。

マージン(margin)

これは利ざやを意味する言葉で、マーケティング業界では「代理店手数料」を指します。
マージンが広告代理店の儲けになるわけです!

グロス(gross)

これは総計の意味で、マーケティング業界では「広告費(原価)と代理店手数料の合計」を指します。
つまり、「ネット + マージン = グロス」の計算になります。

計算方法によってマージンが変わる!

そしてここからが重要です!
マージンの割合が一緒でも、計算方法によってマージン金額が変わってしまいます。

 

なにを基準にするかによって差が生まれます。

  1. ネットを基準にしてマージン金額を決める方法
  2. グロスを基準にしてマージン金額を決める方法

 

これはそれぞれ「グロス建て」と「ネット建て」と呼ばれます。
どちらを基準にするのかによって、利益が大きく変わってしまいます!

グロス建て

グロス基準に計算するときは、全体の予算を基準にして計算していきます。
例)予算100万円でマージン率20%の案件
【全体予算 × (100% ー マージン率) = ネット金額】になります。

 

  • ネット金額=【100万円 × (100% ー 20%) = 80万円】
  • マージン金額=【100万円 ー 80万円 = 20万円】

ネット金額が80万円、利益が20万円となります。

 

POINT
グロス建ては「外掛け(そとがけ)」や「上から何割」と言われ方もします!

上司から「外掛でマージンいくら?」と聞かれたらグロス建てで計算しましょう!

ネット建て

ネット基準に計算するときは、使用する広告費を基準にして計算していきます。
例)使用する広告費が80万円でマージン率20%の案件
【ネット金額 × (100% + マージン率) = グロス金額】で計算できます。

 

  • グロス金額=【80万円 × (100% + 20%) = 96万円】
  • マージン金額=【96万円 ー 80万円 = 16万円】

グロス金額が96万円、利益が16万円

 

案件の予算決めの順番によっては「予算内でネット建てで広告費とマージンを決めて欲しい」という状況もあります。
「マージンも含めて100万円以内で最大限広告を掲載する場合の広告費は?」といった状況が該当します。

 

その場合は【グロス金額 ÷ (100% + マージン率) = ネット金額】になります。

  • ネット金額=【100万円 ÷ (100% + 20%) = 83.3万円】
  • マージン金額=【100万円 ー 83.3万円 = 16.6万円】

 

POINT
ネット建ては「内掛け(うちがけ)」や「下から何割」と言われ方もします!

上司から「内掛でマージンいくら?」と聞かれたらネット建てで計算しましょう!

まとめ

ややこしい計算方法と考え方なので慣れるまで大変だと思いますが、現在の日本のマーケティングの現場ですとグロス建てが主流だと思います。

ですが媒体社など、形態の違いによって算出方法は違う場合もありますので、油断せずにきちんと把握するようにしましょう!

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